オルガネラホメオスタシス研究室とは

・・・細胞は生物体の基本単位であり,生命現象の担い手です。なかでも真核細胞では生体膜で囲まれた区画である細胞小器官(オルガネラ)が発達しており,細胞の生存に必要な物質代謝活動を行っています。オルガネラはその数や形態,構成成分などをダイナミックに変化させる仕組みと,各オルガネラに固有な代謝機能を一定に維持する仕組み(ホメオスタシス:恒常性維持)の両方を備えています。
「オルガネラホメオスタシス」とは,細胞内外の環境に応じたオルガネラの機能適応とその恒常性を維持するシステムを意味しており,さらにはオルガネラ間コミュニケ−ションに基づく協調的な機能調節も含みます。「オルガネラスタシス」の解明は,細胞の生命活動を理解するうえで極めて重要な研究課題であり,私たちの研究室では特にオルガネラの1つであるペルオキシソームに着目しています。細胞内で合成されたタンパク質がどのようなメカニズムで各々の機能を発揮できる場所へ輸送されるのか,オルガネラがどのようにして形成されるのか,あるいはそれらの過程に障害を生じた場合にどのような病気が現れるかなどを,分子レベルで明らかにしようとしています。


連絡先
〒812-8582
福岡市東区馬出3-1-1
九州大学生体防御医学研究所
オルガネラホメオスタシス研究室


Contact
Division of Organelle Homeostasis
Medical Institute of Bioregulation, Kyushu University
3-1-1 Maidashi, Higashi-ku, Fukuoka 812-8582, JAPAN

Last Up Dated: 7/Nov/2015 (since 10/Apr/1997)