名前

藤木幸夫(FUJIKI Yukio)

所属

生体防御医学研究所

職名

特任教授

電子メール:

取得学位
農学博士・九州大学・1976年7月

略歴

昭和51年 3月 九州大学大学院農芸研究科博士課程 修了
昭和51年 7月 米国コーネル大学医学部、米国ロックフェラー大学 研究員
昭和55年11月 米国ロックフェラー大学 助教授
昭和60年 7月 明治乳業ヘルスサイエンス研究所 主任研究員、室長
平成 6年 4月 九州大学理学部生物学学科 教授
平成11年 4月 九州大学大学院理学研究科生物科学専攻 教授
平成12年 4月 九州大学大学院理学研究院生物科学部門 教授
平成21年 5月 九州大学 主幹教授
平成22年10月 九州大学 理事・副学長(担当:研究・国際)・稲盛フロンティア研究センター長
平成25年 4月 九州大学 特任教授
平成26年10月 九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 副支援部門長、部門長・特任教授
平成27年 4月 生体防御医学研究所 特任教授

専門分野
細胞生物学、生化学、分子生物学

研究テーマ
 細胞内小器官ペルオキシソームの形成とその障害および恒常性維持(ホメオスタシス)の分子機構

研究概要:
 真核細胞におけるタンパク質の局在化,細胞内小器官(オルガネラ)形成と細胞機能発現の分子機構すなわち「プロテインキネシス」の分子メカニズムを解明することは、細胞の機能発現と制御を理解するうえで極めて重要な研究課題である。細胞内小器官ペルオキシソームは近年多くの重要な代謝機能が見出される一方、その障害はZellweger症候群を代表とする遺伝性の致死的疾患をもたらすことが判明し、生体機能にとって不可欠なオルガネラでありプロテインキネシス分子機構解明のモデル系として大変有用と考えられている。私たちはペルオキシソームの形成機構やその障害機構の解明に向けて、ペルオキシソーム欠損性CHO (Chinese Hamster Ovay)細胞変異株の分離およびそれらを用いたペルオキシソーム形成に必要な因子(遺伝子)の解明とその機能ならびに病態遺伝子解明を重点に研究を行っている。その成果として、多くの相補性群に分類されるペルオキシソーム欠損性CHO変異細胞の分離とその相補遺伝子 (PEX、ペルオキシソーム形成因子) のクローニング、さらにはペルオキシソーム欠損症患者病因遺伝子解析など多くの成果を挙げている。PEX遺伝子の翻訳産物であるペルオキシンの機能についても精力的に取り組み、ペルオキシソームマトリクスタンパク質輸送機構や膜形成過程の基本骨格、ペルオキシソーム形態制御機構など、ペルオキシソーム動態の基盤をなす特筆すべき多くの知見を独創的成果として発信してきた。

社会連携活動

・日本生化学会名誉会員
・日本生化学会評議員、理事(常務、平成16-17年度;21-22年度;23年度)、監事(平成26年度〜)
・日本生化学会大会会頭 (2012年)
・日本細胞生物学会評議員、運営委員(2006-2007年)、学術誌委員
・日本細胞生物学会大会会長 (日本発生生物学会との合同大会、2006年)
・日本分子生物学会2005年年会副会長兼プログラム委員長
・日本学術会議連携会員
・日本学術会議細胞生物分科会委員

研究のキーワード
 ペルオキシソーム ,ペルオキシソーム欠損症 ,オルガネラホメオスタシス、細胞機能の制御
 
所属学会名
 日本生化学会(評議員),日本分子生物学会,日本細胞生物学会(評議員),アメリカ生化学・分子生物学会,アメリカ細胞生物学会,その他

その他
・戦略的基礎研究推進事業(CREST)(科学技術振興事業団)-研究領域「生命現象」-重点分野「生命活動のプログラム」-研究課題「オルガネラ構築と細胞機能発現制御の分子機構」平成7年度~平成11年度
・九州大学教育研究プログラム・教育拠点形成プロジェクト(P&P)Aタイプ「多元的アプローチによる生命現象の解明と応用」 平成9年度~平成11年度(研究代表者)
・戦略的創造研究推進事業 発展研究(SORST)(科学技術振興事業団)「オルガネラ形成の遺伝子システムと細胞機能制御」平成12年度~平成17年度(研究代表者)
・21世紀COEプログラム 統合生命科学「ポストゲノム時代の生命高次機能の探究」 平成14年度~平成18年度(拠点リーダー)
・戦略的創造研究推進事業(CREST)(科学技術振興事業団)-代謝調節機構解析に基づく細胞機能制御基盤技術-「オルガネラ-ホメオスタシスと代謝調節・高次細胞機能制御」平成18年度~平成23年度 (研究代表者)
・特定領域研究「タンパク質の社会」平成19年度~平成23年度(計画研究代表者)
・グローバルCOEプログラム -国際的に卓越した教育研究拠点形成のための重点的支援-「個体恒常性を担う細胞運命の決定とその破綻」平成19年度~平成23年度(拠点リーダー)
・卓越した大学院拠点形成支援補助金「個体恒常性を担う細胞運命の決定とその破綻」平成24年度~平成25年度

科研費
・基盤研究(A)平成24年度~平成28年度 ペルオキシソーム形成障害の発症機構の解明
・新学術領域研究(公募研究)平成25年度~平成26年度 システイン残基ユビキチン化修飾の分子基盤とペルオキシソームタンパク質輸送制御
・新学術領域研究(公募研究)平成25年度~平成26年度 脂質メディエーターに着目したペルオキシソーム病発症機構の解明
・新学術領域研究(研究領域提案型)平成26年度~平成30年度 新生鎖テイルアンカー型タンパク質(TA)の輸送・膜挿入と品質管理
・挑戦的萌芽研究 平成27年度~平成28年度 ペルオキシソームとミトコンドリアの協奏による新規酸化ストレス応答・恒常性維持機構
・基盤研究(B)平成29年度~平成31年度 ペルオキシソームの形成とその障害の分子基盤の解明

受賞歴
日本生化学会 平成27年度 第10回柿内三郎記念賞 2015年 12月
九州大学研究活動表彰 2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年


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